ロンカに程近いカルヴァリーナ山の標高450m付近にある畑のトレッビアーノ。ステンレスタンク発酵・熟成。黄色を帯びた色彩から連動するマンゴーや黄桃のようなニュアンスのある、まろやかな果実味が特徴。他方で強いミネラルと凛とした酸味も感じられる、芯の強い仕上がり。ソアヴェとは対照的とも言えるであろうが、火山性土壌の白ワインらしい、コシのある味わいに仕上がっている。
Colle Marianna(コッレ マリアンナ)は、ヴェネト州ヴェローナ県のテッロッサディロンカに拠点を構える幾つかの生産者によるワインプロジェクトとして「白ワインのコッレマリアンナ」と「赤ワインのモンテロンカ」という名で成立したワインブランド。
畑はアルポーネの峡谷の150~450mに点在する場所と、そこからイッラージ方面に向かった標高450m付近のバスティア丘陵にあり、収穫後は一貫してテッロッサのカンティーナでワインで作られる。
「産地、銘柄、生産者名に囚われずに、シンプルに、このワインの味に触れている人がどのくらいいるのか?ワイン自体をまっすぐに伝えるべく、このプロジェクトをはじめた」との事で、あえて、生産者の名前を伏せた形でワインを生産しています。生産者の名前によって飲み手に先入観を与えることを避けたいという意向故です。