日本の手磨き水晶カット玉展
100年受け継がれた技法「連摺りカット」の世界
今から調度年前の大正10年(1921年)、日本の職人によって発明された「連摺り」と呼ばれる水晶をカットする特殊な手磨き技法が生み出されました。当時、欧米の貴婦人に絶大な人気のあった水晶の首飾り。日本でもそれは製作されていました。しかし、いかに粒ぞろいに輝く玉を安定して作れるか?という大きな課題 がありました。そのような中、それに 挑んだ日本のある研磨職人が、画期的なカット技法を生み出しました。それが「連摺り(れんずり)」と呼ばれる技法です。
本作品は、100年受け継がれている伝統技法の「連摺り(れんずり)」を用いて、山梨県の研磨職人が手磨きで制作したブラジル産の天然白水晶のカット玉(15mm)です。
※連摺り32面カット15mm玉 白水晶保証書付き