それぞれを圧搾、24~36時間のマセレーションを経て、ステンレスタンクにて合わせて発酵させる。9ヶ月後に粗めのフィルターをかけてからボトリング、瓶内二次発酵で微発泡化される。白桃や熟れたリンゴの様な丸みと膨らみのある、マイルドな果実味が特徴。素朴ながらも、大らかな味わいは赤のマジア同様で、マルコの大きな特徴であろう。
Marco Cordani(マルコ コルダーニ)は、イタリア最大の河川、ポー川のほとりにある町「ピアチェンツァ」はボローニャとミラノを結ぶ幹線上にあり、更にトリノから来る街道と交差する交通の要所で、古くから栄えた街です。ピアチェンツァから車で40分程のカルパネートピアチェンティーノは、この土地のワインGutturnioの生産拠点の一つであり、ワイン祭りも行われます。さらに数キロ離れたチェッレーリ地区に5ヘクタール程の畑を持つコルダーニ家は4代に渡って畑を耕し、乳牛を育てていた農家でした。
現在は当主マルコが栽培から醸造、販売までを行っています。そのワインは北イタリアの先進的なナチュラル食品の店やレストランに並べられ、生産数が少ない為、イタリア国内でも滅多に見かける事がありません。規模を小さく、その分丁寧に作られたワイン。